■ BLITZ RACING PROJECT Time Attack WRX STI Image Movie [ 2015 Tokyo Auto Salon ]
■ 2014.12.5 at TUKUBA CIRCUIT COURSE 2000 [BLITZ RACING PROJECT WRX STI TSUKUBA SUPER BATTLE]
■BLITZ RACING PROJECT WRX STI Time Attack Challenge
2013年、ブリッツはスバル・BRZを使った筑波サーキット コース2000でのタイムアタックで「58.828」を記録。同時に市販パーツへのフィードバックも多数実現させた。
そして2014年。次のステップへと向かうべく、新しいスバル・WRX STIをベースに、早くも筑波サーキット コース2000でのタイムアタックチャレンジを始動。
Time Attack BRZで1分切りを達成したドライバー・佐々木孝太選手との再タッグで、今回のプロジェクトを成功へ導く。
このプロジェクトからフィードバックされる、新型WRX STIのチューニングパーツの数々にもご期待ください。
■プロジェクト概要
2012年、ブリッツは発売されたばかりのSUBARU・BRZをFAエンジンのままターボ化し、SUPER GTでもBRZを操る佐々木孝太選手とのタッグで、筑波サーキットでのタイムアタックをスタート。ラジアルタイヤでのアタックを重ね、2012年内において「ラジアル日本最速のBRZ」を記録。2013年の東京国際カスタムカーコンテストにおいて、チューニングカー部門「優秀賞」を受賞しました。
2013年シーズンは、激化する86/BRZでのタイムアタックバトルに、Sタイヤに切り替えてチャレンジ。トラブルに見舞われる事も多々ありましたが、最終的には「筑波1分切り」そして「58.828」のタイムを記録。2年間のチャレンジで培われたノウハウは、ブリッツのチューニングパーツ開発へとフィードバックされ、現在までの多数の86/BRZ専用プロダクツを生み出す事となります。
そして2014年。2シーズン活躍したTime Attack BRZは、タイムアタックとは異なるカテゴリーへと進み、新車型「SUBARU WRX STI」でのタイムアタックチャレンジを行なう事となります。
Time Attack BRZや、今までのSUBARU・IMPREZAシリーズの開発で得たノウハウを惜しみなく投入し、車両の発売と同時に最速でマシンメイクをスタート。
日々開発を進め、テストやアタックを通してそのスペックを実証されたパーツは、いち早くフィードバックして、WRX STI専用のチューニングパーツとしてリリースを行なう予定です。
同時に、年内の「WRX STI 日本最速」、「筑波1分切り」を目標に、BLITZ Racing Projectは今年も進む事となります。
今後の開発状況、そしてタイムアタックやテストの様子は随時このページで更新していきますので、2014年もBLITZ Racing Project Time Attack WRX STIにご期待ください。
BLITZ RACING PROJECT WRX STIは、12/5に開催されたREV SPEED SUPER BATTLEへ参加しました。
毎年、12月の第1週目に行われるチューニングカーのタイムアタックイベント!
タイヤやチューニング内容などによってクラスわけされた日本を代表するチューニングカーが1周 約2kmの筑波サーキットを本気でアタックします。
前日の雨は上がり天候は回復しましたが、雨の影響から一番タイムが望める朝のコースコンディションはウエット状態。 午前中はフリー走行となり、路面のが乾くのを待つ状態となりました。
そして1時間半後、路面コンディションもほぼ回復し、1回目の走行が始まります。
前回の走行から、エアロパーツの追加や足回りの変更を行っているBLITZ RACING PROJECT WRX STI。
もちろんデータでは確実に良くなるはずですが、自信と不安が入り混じる不思議な感覚です。
そして、1本目がスタート。
タイムは、1分0秒台。。。
おや???
チームに暗雲が立ち込めます。
ダウンフォースを増したことが悪いほうに行ったのか?
スプリングのレートを上げたことが悪いほうに行ったのか?
車両が戻り、ドライバー佐々木さんのコメントを聞くと、
「車は、良くなっている!しかし、まだ路面が濡れていて、アタックはできない」
とのこと。
『良かった。。。。』チームから不安が取り除かれた瞬間でした。
しかし、この走行でフレッシュタイヤを1セット使用してしまい、残るフレッシュタイヤはもう1セット。
走行はあと2回。ベストな状態でアタックできるのは、あと1回だけです。
その1回で結果を出すために、チームは準備を行います。
ドライバーが思いっきり行けるように。。。
そして、その時が来ました。
準備万端でコースインしていきます。
アウトラップでタイヤを暖め、計測1週目で全開アタックです。
・・・・
「59'045」
目標だった、59秒を達成。
もう少しで、58秒台のところまでタイムを伸ばすことに成功しました。
ここまでくると、58秒台に入れたくなってしまいますね。
取り急ぎ、「WRX STI(VAB) 筑波サーキット最速」です。(^^♪やりました!
今回の走行で、WRX STIという車のポテンシャルの高さを再確認できたことと、たくさんのデータを取ることができました。
今後、商品にフィードバックしていきますのでご期待ください。
ドライバー 佐々木選手 コメント:
目標達成できてよかった。でも、ここまでくると58秒台に入れたくなるね。
車はすごく乗りやすくできてる。今回フロントのダウンフォースを強化したことと、バネレートの交換は正解だったね。
まだ詰めれるところはあると思うので、もう少しタイム伸ばせそうかな。
とりあえずは、大成功だね!
チーフメカニック 井坂 コメント:
目標達成できてホッとしています。
データから出した答えが、実際の走行でいい方向に働いたこと、ドライバーさんに乗りやすい車とコメントをいただけたことなど自信につながりました。
佐々木さん、協力してくれた皆さんに感謝です。ありがとうございました!
最後に…
ドライバーの佐々木さん、
協力してくださった方々、
応援してくださった皆さん、
BLITZ RACING PROJECT チームスタッフのみんな
ありがとうございました!