Road to SFC History

SFCから生まれたパーツ開発秘話とその評価

街乗りからワインディング、高速道路まであらゆるシーンをストレスフリーに駆け抜ける爽快な走りを目指した
「Road to SFC」プロジェクト。その開発の軌跡を振り返りながら、プロジェクトを通して発売した商品の魅力をご紹介します。

より詳しい内容は、ぜひ「REVSPEED Channel」の動画と合わせてご覧ください。

STEP1:基礎となる足回りの再構築
プロジェクトアドバイザーにレーシングドライバー 織戸学氏を迎え、CIVIC TYPE R(FL5)とCIVIC(FL1)の2台で
既存の車高調キット「DAMPER ZZ-R」をストリートで試乗し、サスペンションチューンの方向性を検討。
プロドライバーの知見に加え、普段乗りにもこだわる織戸氏のコメントをいただきました。

STEP2:エンジン性能を引き出し、ポテンシャルを最大限に
次に吸排気系と「PowerCon」/「PowerThro」を用いたブーストアップチューニングを実施。
純正制御を活かした理想のエンジン特性を目指します。
同時にサスペンションの仕様変更も評価。
仕上がりは良好でしたが、さらなる完成度向上を目指して、細部の調整に着手しました。

STEP3:ECUチューンでさらなる進化を遂げる
STEP2で実施した、「PowerCon」/「PowerThro」の効果を活かしながら、
さらに効果を高める「SFC専用メニュー」の「BLITZ Tuning ECU」を開発。
FL5用のシャーシダイナモでの計測では、下図の通り各ステップで着実に効果とパワーが出ていることを実証。
安心・安全をベースに究極のシビックチューニングを突き詰めることに成功しました。
※CIVIC(FL1)用のセッティングは、スーパーオートバックス浜松のオリジナル商品となります。

01:ノーマル
02:「01」+エアクリーナー+マフラー
03:「02」+パワコン/パワスロ
04:「03」+専用チューニングECU
各グラフの数値比較データ

STEP4:最終評価は富士スピードウェイで
完成した2台の車両をそれぞれ、ストリート(一般道)と富士スピードウェイ レーシングコースで織戸氏が走行。
満足が得られる評価をいただくのと同時に、この開発過程で作り上げられた「DAMPER ZZ-R SFC仕様」を
CIVIC TYPE R(FK8/FL5)とCIVIC(FL1)用として実際に商品化。
さらに進化したサスペンションキットをオーナーの皆さんにお届けできることになりました。
※CIVIC TYPE R(FK8/FL5)用は、従来品から商品仕様の切り替えとなります。

Road to SFCトップへ戻る »

PROJECT LINK

Project Adviser

織戸 学

1968年、千葉県生まれ。
1990年にドリフト競技でチャンピオンを獲得し、
1991年にレースデビュー。
現在のSUPER GTに参戦を重ね、2度チャンピオンに輝く。
趣味はバイクと料理。愛称は「MAX☆ORIDO」