数えること5代目のモデルとなる60系プリウス。グンとクオリティが高まって、「プレミアムハイブリッドセダン」と呼べるような ワンクラス上の存在感を見せつけています。 そんなイメージにぴったりの、上質な乗り心地を提供できるサスペンションとは何か? ブリッツでは、キビキビしたハンドリング、美しいローダウンシルエットとともに、コンフォート性能も兼備した足回りを追求し、 「ダンパーZZ-R」シリーズより専用キットを開発しました。 ※本ページに掲載の製品は試作品も含むため、実際の製品仕様と異なる場合もございます。予めご了承ください。
これまでのプリウスのイメージから「なんとなくコツコツした乗り味で、快適性は今ひとつなんだろうな」と思って試乗するとびっくり。いい意味で裏切られました! ゆとりのある“フカフカ”した印象でありながら、ダンピングもそれなりに効いてくれるので、とても路面追従性がいい。ハンドリングも無駄な遊びが減った感じで、素直に切った方向へノーズが向きを変えてくれるのは好印象。 ただ、さすがにスピードレンジが高いと、抑えが効かなくなってきてアンダーステアが顔を出してくるようです。このあたりのチューニングがポイントとなります。
ブリッツの車高調サスキット「ダンパーZZ-R」装着のデモカーをテストドライブ! ノーマルで受けた、いいイメージの部分はしっかりと残しつつも、確実にレベルアップしたフットワークが光っています。 32段階の減衰力調整を「フロント20/リヤ24段」というソフト方向で乗ってみると、ノーマルっぽさを損なわないハンドリング。次に「フロント10/リヤ18段」というややハード指向の数値に変更すると、ギャップを越えた時にヒタっと路面に吸い付く、プレミアムカーのようなスポーティな味わいを堪能できました。 とてもタイヤを20インチにサイズアップしているとは思えないクオリティです。
※スペックはMXWH60/65のものです
早くも60系プリウス用に、電子制御でサスペンションの減衰力を調整できる「ダンパーZZ-RスペックDSC」を設定しているブリッツ。室内に設置したコントローラーを操作するだけで、ダンパーに繋がったモーターが作動して、ドライバー任意の減衰力に変更できるのです。 これなら走るシーンやロケーション、乗車人数に合わせて、いつでもベストな乗り味を呼び出せるのでとても便利。とくに60系プリウスは、手が届きにくい位置に減衰力調整ダイヤルがあるため、「スペックDSC」を装備しておかないと、なかなか素手での調整は難しそうです。