|
◆全長調整式
スプリングのプリロード調整と車高調整を独立して行なうことができる全長調整式を採用。
スプリング自体を圧縮したり、伸ばしたりして車高を調整する「ネジ式」とは異なり、
左図のように、車高調整の際にスプリングの長さは変化しないため、
十分なストローク量の確保が可能です。
全長調整式ならではのミリ単位の車高調整は、あらゆるシーンに対応できます。
車種別に設定されたスプリングレートと合わせ、突き上げ感のない快適な乗り心地を実現。
減衰力調整やキャンバー調整(一部車種)と合わせることで、
トータルで幅広い足回りのセッティングを可能にします。 |
|
|
|
◆単筒式構造
単筒式(モノチューブ)構造を全ラインアップに採用。
単筒式ならではの大径φ46の低フリクションピストンにより、初期の減衰の立ち遅れを抑制し、
微低速域からでも十分に減衰力を発揮することで、
しなやかな乗り心地と確かな追従性を実現します。
○BLITZが採用する「単筒式」のメリット…
・シンプルな構造のため剛性が高く、放熱性の面からもオイル劣化が少なく、耐久性が高い。
・オイル容量が多く熱容量に余裕があるため、減衰力を安定して発生させやすい。
・ピストンを大径化できるため、繊細な減衰力調整に対応する。
・オイル室とガス室がセパレートしているため、取付角度の自由度が高い。 |
|
|
|
◆伸側・縮側 2WAY 減衰力独立32段調整機構
アッパーマウントの調整ダイヤルで「伸び側」を32段、別タンク下部の調整ダイヤルで
「縮み側」を32段それぞれ独立して調整が可能です。
32×32=1,024通りの非常に細やかなセッティングを実現します。
例えば、縮み側の硬すぎはスプリングの沈みが少なくトラクション不足につながる場合や、
伸び側が柔らかすぎると急激な挙動の変化が起こる可能性があります。
このように伸縮同時調整ではどちらかを犠牲にしてしまい、バランスが取りにくい場合でも、
それぞれを独立して調整することで最適なセッティングをすることが可能です。 ※伸側の減衰ダイヤルでは、伸び縮み同時に減衰力が変化します。
減衰力の調整が困難な車種には専用延長ケーブルを付属しています。 |
|
|
|
◆オーバーホール対応
オーバーホールにも対応することで、消耗品であるダンパーの性能を維持し、
本来の性能を発揮させることができます。
従来までの取り外したダンパーを預かって分解調整する方式とは異なる、
「カートリッジ先出し対応」とすることで、新品性能と同等の効果を発揮できます。
サービスの詳しい詳細はこちら |
|
|
|
◆アルミ鍛造製アッパーマウント
アッパーマウントには高い剛性と軽量化を両立する、アルミ鍛造製を採用。
フロント側にはキャンバー調整式ピロボールアッパーマウントを採用し、
ダイレクトな操舵感とコントロールを実現しています。
また、リアには全車固定式のピロボールアッパーマウントを採用。
(一部車種は異なる場合があります) |
|
|
|
◆アルミ鍛造製シート
スプリングシート・ロックシートにも、アルミ鍛造製を採用しています。
高強度・高耐久性・軽量化を実現しています。 |
|
|
|
◆高張力材スプリング
耐久性に優れた特殊高張力材SAE9245を採用したオリジナルスプリングを採用しています。
また、補修用スプリング(2本/1セット)も用意しておりますので、
バネレートの変更含め、
カートリッジのオーバーホールと合わせて
長く製品をご利用いただけます。
|
|
|
|
◆高剛性専用ブラケット
特殊塗装でコーティングし、高剛性・高強度を実現する車種別専用ブラケットを採用しています。
車種別にブレーキホース、ABSラインを固定可能なブラケットを標準装備し、
ボルトオン装着が可能です。 |
|
|
|
◆アルミ製ブラケット
ウィッシュボーンタイプのブラケットには、アルミ削り出し製のブラケットを採用し、
バネ下重量の低減を実現しています。
ブラックアルマイトと特殊塗装により、耐腐食性を向上させています。 |
|
|
|
◆ダストブーツ・バンプラバー
ショックアブソーバーのピストンロッドを保護するためのダストブーツと、
ピストンの底付き防止のためのバンプラバーを標準装備しています。 |
|
|
|
◆高強度シリンダーケース
シリンダーケースには高強度のSTKM13C材を採用しています。
ブラッククロームメッキを施すことで、耐腐食性も向上させています。 |
|
|
|
◆専用車高調整レンチ
車高調整用に専用車高調整レンチを付属しています。
また、フロントストラット車にはキャンバー調整ボルト用のレンチも付属しています。 |